今日は僕が少年だった頃の思い出を話そう。
tokyo-boys12と名乗っておきながら、僕の地元は長野県。
そう、サッカー不毛の地、っていうかプロスポーツ不毛の地。
盛んなのは、みなさんのイメージ通りウィンタースポーツぐらい。
ですが「キャプテン翼」を読み漁り、
スカイラブハリケーンな小学生時代を
送っていた僕は、スキーよりも野球よりも、サッカーを愛しておりました。
なけなしのお小遣いでテクニック本を買い、
独学でバナナシュートを覚え、
従弟(ナビスコ決勝を共にした彼)と
本気でツインシュートの練習をしていたほど、
サッカー好きだったのだ(告白すると漫画クラブに入って翼くんと小次郎の激突シーンとかも描いてた)。
かくしてサッカーへの夢が、すでにランドセルに入りきらないほど膨らんじゃったboys少年は、
嬉々として中学生になったのである。…しかし。
「ウソ、サッカー部ないの?」
田舎の広大なグラウンドは、野球部と陸上部と、
なぜだかソフトボール部で支配され、
サッカー部の入る余地はすでになかったのである。
「なければ作ればいいじゃん!」というクリエイティヴな発想を
もちえなかった幼いボクは、ドリブルしてパスしてシュートするという
できるだけサッカーに近いバスケットを選んだのでした。
(ランドセルに入りきらない夢はドコいったんだよ)
まあでもそのバスケにのめり込んで行くのだが。
いま思えば、サッカー、ひいては東京サポへの遠回りでもあり。
(かと言って今もバスケ大好きよ)
そんなこんなでサッカーをプレイするチャンスなんてなかなかない今日この頃。
最近は「プレーのイメージばかり膨らみ、それを表現する舞台がない…」と妄想し、
ぷよぷよしてきた体をさするダメな大人ぶり。
フットサル…最近、頭のスミっこをちらつくこの言葉。
小学生以下の技術レベルと、
脳内だけはチャンピオンズリーグな
ダメ人間でも、プレーできるんだろうか…?