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北朝鮮戦前日の練習にて。J'sゴールより
メディアの大黒フィーバーには、もう辟易。
(別に大黒が嫌いじゃなくてね、大黒はいい仕事をしたよ)
だからってわけじゃないけど、トウキョウサポだからってわけじゃないけど。
土肥はキーパーだぞ!
なんだその(フィールドプレーヤーとして)って。
怒り半分、笑い半分。
でもね、土肥ちゃんはきっと、それが「仕事だ」と分かっているんだと思う。
かつて代表では小島伸幸(現ザスパ草津、当時湘南ベルマーレ)がそうだった。
増島みどりさんの
「6月の軌跡」には、
彼の
「たったひとりのAマッチ」のことが書かれている。
(これを読むと小島という男の大きさが良く分かる…たぶん)
先発で出られる人間。サブにまわる人間。そしてベンチにも入れない人間。
仕事をしたのは大黒だけじゃない。表舞台に立たない人間にも、仕事はある。
東京では絶対的な守護神である土肥ちゃんが、
どんな気持ちで「フィールドプレーヤー」という仕事をしたのか
わかるはずもないけれど、あの試合後、一瞬だけテレビに映った彼の笑顔を見て
僕は自分が腹を立てていたことが恥ずかしくなった。
土肥洋一はGKである。でもその前に彼は、代表の一員である。
僕らの見えないところで、きっと土肥ちゃんはいい仕事をしてんだなぁ。
そんな土肥ちゃんを思うと、彼が試合にでなくとも
ちょっと代表を応援してもいいかな、って思う今日この頃。