以前のエントリでも書いたが、中学から大学までバスケをやっていた。
ま、大学はサークルだったんで遊び程度だったんだけど、
これでも高校時代はインターハイを目指す純な青春野郎だった。(実際2コ上の先輩はIH行った)
ポジションはPG(ポイントガード、スラムダンクで言えばリョータね)で、
バスケではPGはコート上の監督とも言われていて、
試合の流れを考えてゲームを作っていく役割をもっているのだ。
例えば得点差や残り時間はどうか、相手・味方のファール数はどうか、
相手のどこが弱いのか、味方の誰が調子いいのか、など考えた上で
今は速攻なのか、遅攻なのか、誰にシュートさせるのか判断していく。
時にはチームを落ち着かせ、時にはあえて激しく声を出して士気を高める。
そんなコトをずーっとやってたもんだから、サッカーの試合を見ているとバスケ的、
特にPG的な考えがどうしても浮かんでしまい、試合をコントロールできない
場面に出くわすと、どうもイライラしてしまう。
ただ最近やっと気付いたんだけど、バスケは5人、サッカー11人。
コート(ピッチ)の広さも全然違うし、声の届く範囲、
コミュニケーションをとれる範囲が全然違う。この差は大きい。
さらにバスケは手でボールを扱うのに対して、サッカーは足で扱うことを考えれば、
ゲームの流れをコントロールするのは、本当に難しいのだと思う。
しかもバスケみたいにタイムアウト(作戦タイムね)とれないから、
監督の指示をピッチ内に伝えるのは相当なコミュニケーション能力が必要だろう。
だからこそ、チームの戦術、戦略を理解したブレーンが必要だとも言えるけどね。
バスケやってた頃、「声だし」はとても重要だと教えられたけど、
サッカーはもっと重要なんだなきっと。
それを思うと土肥ちゃんや、最近のモニの「声だし」はスゴイね…。
なんて今頃気付いた今日この頃。