2005年 12月 15日
ルーカスにサヨナラを言えたのは。
以前からルーカスの退団はウワサになっていた。
ただファンの多くは、オフィシャルの発表かトーチュウの記事が出るまで信じようとしなかった。
オレもその一人だった。

12月10日、トーチュウはルーカスが東京を去る可能性を書いた。
オフィシャルはまだ発表しておらず、取材による事実を書いたものだった。

オレはトーチュウの記事を読んでいると勘違いしそうになることがある。
毎日のように綴られる、正確な記事。
そしてフロントが発するコラムがあるせいか、どうもオレはトーチュウをまるで
オフィシャルのように思ってしまうことがある。
事実、オフィシャルの発表を受けて、という記事も多い。

だからオフィシャルの発表を前に、
トーチュウが「ルーカス退団」の記事を書いたことは、ちょっと驚きだった。
信じたくない記事だったがその一方で、
トーチュウに対する感謝の気持ちが湧いてきた。

「これで、ルーカスにサヨナラを言うことができる」。

実際、帰国の便が平日だったから、オレを含め多くの人が成田までは行けなかったみたいだが
熱心な仲間が、ルーカスを見送りに行ってくれた。
そのひとりは、本当にルーカスが好きだった。
なかなか遠征にも行けない人なのだが、この時ばかりはと駆けつけた。

「ルーカスに会えて本当に良かった」。

彼は、いつものルカスマイルで、迎えてくれたそうだ。
見送りに行った誰もが泣きそうな顔をしていると、
ルーカスが「ワラッテネ」と声をかける。
そしてルカTのことも、よく覚えてくれていたみたいだ。

その場に行けた人たちは、本当に幸せだと思う。
そしてあの場に行く背中を後押ししてくれたのは、トーチュウの記事だったと思うのだ。
オフィシャルはすべてが決まらないと発表できないだろうし、
トーチュウ以外の記事だったら信用できないし。

すべての人に当てはまるわけではないけれど、
トーチュウのおかげで、ルーカスにサヨナラを言えた人がいることは確かだ。
クラブが発表したことしか記事にできないなら、それはオフィシャルと変わらない。
だからあのタイミングで記事を書く決断をしたことは、とても意味があると思う。
そして、その記事に向けられた先が、サポーターだということも。

12月12日、ルーカスは東京を去った。

15日現在、オフィシャルはまだ、ルーカスの退団を発表していない。
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by tokyo-boys12 | 2005-12-15 20:40 | FC東京


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