2003年…「90分間攻撃サッカー。」
2004年…「攻激、攻劇、攻撃サッカー。」
2005年…「攻めて取る。攻めて獲る。」
そして2006年。
「Ousadia〜信頼・勇気・挑戦〜」
監督が代わると、こうも変わるかというこのギャップ。
正直な感想を述べると…「無難」だねえ。
スローガンは、その言葉を向けた人に分かりやすくなきゃいけない。
かつ印象に残らなきゃいけない。
これまでの原体制のスローガンは、ツッコミを入れたくなるほど、
そういった意味では分かりやすく、印象的(個性的)だった。
一方、今年のスローガンはどうだろう。
聞き慣れないポルトガル語。聞き慣れすぎた日本語。
平凡。抽象的。すぐに忘れそう。
どうも新しいFC東京の姿(スタイル)が見えてこない。
見えてくるとすれば…言葉のイメージから想起する優等生的なサッカー?
またスローガンは、その意志を世間に知らしめる役目ももちろんあるが、
スローガンを掲げる自分たちのモチベーションアップや、
自分たちに迷いが出た時の拠り所になる、という役目もある。
例えば原東京は、最後まで攻撃的サッカーを貫いた。
さて、ガーロ東京はどうだろうか。
その時、このスローガンは役に立ってくれるのだろうか。
ま、スローガンなんて関係ないぐらい大躍進してくれれば、
何も問題ないのだけれど。ちょっと気になってたから書いてしまいました。
それにしても、開幕まであと11日。
今週末はプレシーズンマッチ。やっと東京の試合が見れる…。