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2008年 10月 24日
今までの東京。これからの東京。
先週の土曜、アマラオの映画を見てきた。
そう、大分戦の夜だ。

オレにとってアマラオというと、すでに選手として晩年だった。
実際2003年から本格的に東京を見始めたので
本当にギリギリ、アマラオに間に合った世代なのだ。
それでも彼のプレースタイルや人柄は
東京を見始めた人間にとっても、胸を打つ何かを持っていた。
例えば、右の拳を握りしめて、胸に当て、ゴール裏に突き出す仕草。

「アイシテルヨ。キミタチハ、オレノココロニ、イツモイルヨ」

そのパフォーマンスを見ただけで、涙がこぼれたことを思い出す。
サポーターからも愛され、選手からも愛され、クラブからも愛された。
そんな選手がいた東京にギリギリ間に合ったのは、本当に幸せだったと思う。
あれからもう5年。

キングは去り、クラブは10周年という節目を迎えた。
長い目で見れば、新しい挑戦にもがく、過渡期とも言えるのだろう。

それはそれで、その瞬間に立ち会えることは、幸せなのだと思う。
もしかしたら、いずれ「城福以前、城福以後」なんて言われる時が来るのかもしれない。

東京が初めてアジアに挑戦したシーズン。
日本の首都のクラブとして、アジアに立ち向かったシーズン。
そうなるためにも、これからの試合は、重要な5試合になるのだろう。

オレたちが年を取り、息子に、そして孫に、誇らしげに語る姿は、決して悪いもんじゃない。



今シーズン、残り5試合。鹿島戦まで、後2日。

by tokyo-boys12 | 2008-10-24 01:45 | FC東京


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