コージさんがちょっと前に書かれた記事ですが。
システム議論。
自分が結構ヒューマン系(よくわからないが、ようはおっとりした人間)なので
実は「システム」という冷たい響きに弱いというか、憧れを持っていて、
数字に弱いのに、小さい頃からやれ「4-4-2」だ「4-5-1」だ「3-4-3」だと
意味も分からずワクワクしていたのを思いだしました。
で、ようやく大人になって生でサッカーみたり、
記事を読んだりして、なんとなくですが。
完全無敵のシステムなんてないですよ。
じゃなきゃひとり少ない状況で、浦和をゼロには抑えられません。
システムは使いようだと思うんです。
「代表は〜にすべき」といっても、そこに監督&チームの意志がなきゃ意味ないですし、何を目指すかによってシステムも選手も戦略も変わってくる。
そんな中、ハラちんが目指すものはすごく明確。
娯楽が溢れる首都のサポーターを満足させるダイナミックなサッカー、
すなわちピッチをワイドに使うサッカー。
それを実現するために、現有戦力の特性を踏まえたら「4-2-3-1」になったのだと思います。
でも、僕はこの「4-2-3-1」、実は好き。
だってそれぞれの役割がわかりやすいんですもの。(状況によっては変わりますが)
トップはポスト役、シャドー的なトップ下、サイドが突破してクロスを上げ、
逆サイドは飛び込んでフィニッシュ!…みたいに。
ピッチ全体に配置されるバランスの良さも好き。
そういやトルシエが「3-5-2」をやってた時は、
評論家のみなさんがこぞって「古い!時代は4バック!」とか言ってたなあ…。
かと言ってジーコが4バックに固執して結果がでないと
「日本人にあってるのは3-5-2だ!」とか言ってるし…。
まあ、流行りもあるみたいですけど。
僕はトーキョウのサッカーが、見てて楽しいサッカーであればそれで良いです。
それにはもうちょっと…シュート練習しましょうね。